Beneath The Spikes (針の下に)
-ドキュメンタリー
監督: Rishiikanthan S/O Vijayahkumar
国:シンガポール
長さ:8分25秒
言語:英語
字幕:英語、日本語
完成年:2015
学校:Singapore Polytechnic
4年前、2人目の息子、シャルビンが未熟児として生まれ、生きられないかもしなれいと知ったハリはヒンドゥー教の神、ムルガン神を頼り、ある誓いを立てた――。
もしこの息子が無事に帰宅できれば、自分はKavadi(100以上のボディピアスで運び手の体
に取り付けられる祭壇)をムルガン神の感謝祭で運ぶ―。
本作品ではハリがヒンドゥーの祭り、Panguni UthiramにてKavadiを運ぶことにより、宗教的な誓いを果たす様子を追う。
監督のメッセージ
「針の下に」は父親が、息子のために立ち向かう様々な困難や試練を描いた作品です。更に言えば、一人の人間が彼/彼女が愛する人のためならどこまでいけるのかを描いています。近年、評判を得ているパングニ・ウシラムやタイプサムなどのヒンドゥー教のお祭りに関して、新たな一面をお見せできればいいなと思っています。
監督、ライター: Rishiikanthan S/O Vijayahkumar
プロデューサー: Shafna, A. Aravind
DP: Sim Xi Zhe
エディター: Chelsea Ee
キャスト: Haridas S/O Vijayahkumar
映画祭アワード:シンガポールヘリテージフィルムコンペティション2015準優勝
映画祭上映: Bicara Titian Budaya (シンガポール‐マレーシア アート文化委員会のフォーラム)
オフライン上映
Library@Esplanadeにて上映された、ナショナルユースフィルムアワード2015にてベストドキュメンタリーにノミネート




監督について
最近映画製作への情熱を見出した本作品の監督、リシー。ストーリーは私達の周りにある(しばしば口外できないものかもしれないが)と信じ、監督として、このような隠れた宝石に光を当てることが役割だと感じている。それゆえ、本作品の撮影は、彼にとってこのような機会が得られた、喜ばしいことだった。
若手映像製作者としての道のりを歩み続けながら、より多くの宝石(私達すべてに対して、挑発するまたはインスピレーションだと考えられると彼が思うストーリー)を発掘したいというのが彼の願いだ。
