運命
-ドキュメンタリー
作品データ
原作 Destiny
作成年 2014年
言語 英語、ベトナム語
製作国 ベトナム、シンガポール
上映時間 20分40秒
解説
「Destiny」は、海外で積極的に結婚相手を探し求める3人のベトナム人女性の姿を描いている。彼女たちは、自分たちの運命を変える力を持っていると同時に、自分の宿命が運命の相手へと導いてくれると信じている。
このドキュメンタリーは、3人の女性たち、それぞれの家族、そして結婚仲介者への核心に迫るインタビューを通して、女性たちの内なる希望、恐怖、熱望をあぶりだしていく。そして、シンガポール人との結婚が、いかに彼女たちの家族の生活水準を上げ、彼らに豊かさをもたらすかということも。観客は、彼女たちのナレーションを通して、より良い将来を探し求めつつも、もがき苦悩する現実を目撃するだろう。映画は、彼女たちが生まれ育った故郷とその家族との対話を通して、彼女たちの人生を描き出している。彼女たちは、将来のパートナーを探し求める旅の出発とともに、シンガポールでの新しい人生に思いを巡らすのである。
スタッフ
監督 グレース・チュウ
製作 チャリス・ヤン、ニッキー・ロケ
撮影 タン・ヒュイ・ヒュアン
編集 グレース・チュウ、ヌーザヒダ・アブドゥル・ジャファー
脚本 グレース・チュウ
上映映画祭
オーバーン国際映画祭(オーバーンこども青少年映画祭)にて上映
ランサローテ映画祭(FIZL)ドキュメンタリーショートフィルム部門 選出
監督からのメッセージ
結婚によるシンガポールへの移住は今も増加傾向にあり、海外の花嫁は、より良い将来を探し求めてシンガポールへとやってきます。このドキュメンタリーは、3人のベトナム人女性の、シンガポール人との結婚に向けた意欲と彼女たちの物語に焦点を当てています。





監督 グレース・チュウ (写真一番左)
グレースは、シンガポールのナンヤン工科大学のジャーナリズムスクール(SCI)ウィー・キム・ウィー スクールにて、ジャーナリズムを専攻。グレースは初のドキュメンタリー監督作品「Destiny」において、シンガポール人男性との結婚を求めるベトナム人女性たちの内なる希望、恐怖、熱望を描いている。
プロデューサー:チャリス(上2列目の中央)とニッキー(下1列目の一番右)は、シンガポールのナンヤン工科大学のジャーナリズム スクール(SCI) ウィー・キム・ウィー スクールにて、放送・映画制作を専攻。二人は作品のエグゼクティブ・プロデューサーおよびライン・プロデューサーを担当し、ベトナムにおける映画撮影の手配も支援した。