Sunshine

-ドラマ、コメディ

 

監督:　Jacky Lee

国：シンガポール

長さ：15分50秒

言語：シンガポール

字幕：英語

完成年：2013

 

 

 

 

 

 

 

運転試験に備え、夜ごと近所で父親のタクシーを運転し回るオタク系のある若い男。この年代の多くの男性と同じく、運転免許を取得すれば、女性が寄ってくるのではないかと信じている彼の元に、ある逃亡中の10代の若い女性が乗客としてやってくる。彼女を乗せるはめになったとき、彼の夢、悪夢と言うかもしれない、は叶うこととなる――。道中、友情を築きながら、見ず知らずの2人はともに魔法と恐怖の忘れられない旅へ向かう。

 

ディレクター、ライター: Jacky Lee

プロデューサー: Andy Zeng

DP: Sng Yexiang

エディター: Jacky Lee

キャスト: Linda Hao, Joshua Lim

 

映画祭アワード :

• ベストサウンド 5th シンガポール短編映画アワード (2014)

• Silver Remi 賞 47th WorldFest-Houston 国際映像祭 (2014)

 

映画祭上映:

• 公式セレクション– the third Unofficial Google+ 映像祭(2013)

• 公式セレクション– アジア国際コンペティション：短編映画祭＆アジア(2014)

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監督のメッセージ：

「 Sunshine」は私が、自分が本当に作りたいのはどんな映画なのか、と自問しはじめた後に考えた作品です。これまで登場人物の感情に深く共感できるような、子供が大人へと成長していくという内容の映画を沢山見てきました。私は、成長していく過程（特に15−25歳程度）はどこか魅力的で、且つ想像出来ないものだと思っています。これを、私は自身の作品で描きたいのです。

 

私は孤独にも魅力を感じます。誰が孤独なのか？友達が沢山いれば、彼／彼女は孤独ではないのか？孤独な人は全員同じなのか？個人的な問題なのか、社会の在り方が生み出した結果なのか？最近ではすべての人が携帯電話を持っています。誰とでもすぐに連絡がとれます。もう友人の電話番号を記憶する必要はないのです。これによって、ワンクリックで連絡がとれるからと、人々は友情に関して無関心になってしまうのだろうか。

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私は、誰もが孤独になりうると考えています。友達が少なかろうが、数え切れないほどいようが関係ないのです。自分が孤独であること彼／彼女が気付くのは、一人でいる時間なのですから。これは全ての人に起こりうる事です。

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これらの点すべてが、「おひさま」を形作ったのです。これらの点が、私が映画を書いた理由です。また2人の登場人物がこんなにも違うこと、映画が他の全てが静かな夜中に設定されていること、作中の女の子の服装が常に違うことへの理由でもあります。

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今回の作品は恐らく、沢山の疑問を観客に投げかけ、一つも答えはあたえないでしょう。しかし、それこそが人生だと思いませんか？